2012年1月18日水曜日

かついだ神輿は簡単にはおろしちゃいけないって話。

「リーダー」ってもんを担ぐ以上、担ぐ側は担ぐ事に対して責任を持つべきだとは思う。神輿はしっかり持てよ、ってことだと思ってる。

でもそれはあくまで「担ぐこと」に対しての責任であって、つまりチームや集団に対する責任、コミットメントなんだと思う。決して「リーダー」自体に対する責任ではない。似て非なるものだと思う。

決して「リーダーのために」担いでいる訳ではないんだと思う。例えば、「上司のために」仕事をするわけじゃないし、サークルの代表のために活動に参加するわけじゃない。「リーダー」がそれを理解していないと、チームはまわせないんじゃないかと思う。

だから上司は「ありがとう」の使い方に気を付けないといけないと思う。だから、「今日も頑張って働いてくれてありがとう」とかって言葉は、「別にお前のために働いたんじゃないよ」という反感を買うんだと思う。

担ぎ手は、一度担いだ神輿は簡単におろしちゃいけないし、神輿に乗る側は簡単に振り落とされるようじゃいけない。それがチームのためであり、つまるところ各々のためなんだと思う。

別に仕事でなんかあったとかじゃないです。最近仕事楽しいしね。

2012年1月15日日曜日

フットサル観戦。

北海きたえーる」で行われたフットサルFリーグ第23節、エスポラーダ北海道vs府中アスレティックスFCの試合を、会社の人たちと観に行った。

これまで野球の日ハム戦と巨人戦は生で観に行ったことがあるけれど、それも選手からははるか遠い席だったし、それ以外のプロスポーツ(Fリーグはプロじゃないけど)を生で観たことが無かった。サッカーは高校のサッカー部の試合を観に行ったのが最初で最後で、テレビでワールドカップくらいは観て応援していたけれど、心から「面白い!」とは思えていなかった。

が、フットサル面白い!!

何よりもそのスピード感。フットサルの競技時間は前半20分、後半20分の計40分。競技人数はキーパーを入れて5人対5人。サッカーの45分+45分の計90分という競技時間は僕には正直冗長に感じられていたので、フットサルの、バスケットボールのようなサイズ感がなんとも心地良い。

今回縁あっていちばんいい席(ピッチから数メートルのところ)で観ることが出来たこともあって、臨場感がひしひしと伝わってきた。

エスポラーダ北海道も好きになれそうだ。生まれて初めて、「このチームを応援したい!」と思えた。

うーん、言葉を知らないからこの熱量を伝えきれなくてはがゆいけど、とにかく面白かった。たぶんまた観に行くと思う。
そして、もしかしたらサッカーもプロの試合を生で観たら楽しめるんじゃないかと思い始めた。コンサの試合観に行ってみようかなあ。


[追記]
そういや今日の試合はカズがエスポラーダ北海道の選手として参加していたのだけれど、正直、エスポの選手と監督はやりにくかっただろうと思う。いくらカズといえど、フットサルとサッカーはやっぱり似て非なるものなわけで、正直プレーにおいてヒーローには成り得ないんだと思う。常識的に考えても、サッカーならともかくフットサルの激しい動きに44歳がついていけるはずがない。そして、実際100%はついていけていなかった。

しかしゲストに華を持たせる必要はあるわけで、たとえば「勝つ」ためには「カズが打つとみせかけて違う選手が打つ」こともありえるシーンで、やっぱりカズに蹴らせなきゃいけない、とか。そもそもカズであろうとなかろうと、これまでずっと一緒に練習してきているわけでも無い選手と一緒にプレーするって事自体が結構難しいことなんじゃないかと思う。

ていうかね、それでもやっぱりカズがボール持ったら観てるこっちもワクワクするし、惜しいシュートには観客も全力でくやしがるんですよ。それはきっと選手たちもそうだったんだろうが、それでもカズの走りは若い選手についていけていなくて、選手たちのもどかしさも感じ取れてしまった。

そんななかで勝利を決めたエスポラーダ北海道。最後の小野寺監督の挨拶が素晴らしかった。たしかこんなことを言っていた:
「カズさんがきてくれているこの試合、絶対勝たなくてはならない。そういう想いで選手たちが頑張ってくれたのが今日の勝利に繋がったのだと思います」
カズも選手も立たせた名挨拶だと思う。
黒星ばかりの最下位に近いチームが、きっちりいい試合をしてリーグ上位のチームに勝った。その中心にはカズがいて、やっぱりカズはヒーローだったと思う。

2012年1月11日水曜日

Evernote Clearlyがとっても便利。

Google Chromeの拡張機能、「Evernote Clearly」がとっても便利。
Evernoteでクリップしやすいように、Webページの「本文」の部分を抜き出してくれるアドオンなのだけれど、これがなかなか高性能に出来ている。

これまでもChromeには「Evernote Web クリッパー」という拡張機能が用意されていた。だが、ちょっとした不便を感じていた。

  • 記事本文を自動で抜き出してクリップする機能はあったが、不完全。たとえば日経新聞の記事をクリップしようとすると、記事全文ではなく最初のパラグラフだけしかクリップされないことがある
    ⇒そのため、クリップしたい範囲をマウスで選択してからクリップボタンを押す必要があった
  • 一度クリップを始めると、アップロードが完了するまでタブを移動できなかった。
    ⇒1つの記事につき(数秒だが)待ち時間があった
本当にちょっとしたことだけれど、これが積み重なると結構なストレスになる。もちろん、紙の新聞をハサミで切り抜くよりは格段に便利なのだけれど。


それが「Evernote Clearly」によりクリアされた気がする。
例えば、今朝の日経。
この記事を「Evernote Web クリッパー」の「記事をクリップ」機能でクリップしようとすると、最初のパラグラフ「【ラスベガス(米ネバダ州)=中川渉、奥平和行】インターネットに接続して映像や音楽、ゲームをダウンロードできる…に次ぐ第3のデジタル革命が始まろうとしている。」だけしかクリップされなかった。

しかし、「Evernote Clearly」を使ってみると、、、

余計な部分が削ぎ落とされて、こんなにスマートになった。これで記事の最下部までしっかり表示さている(日経の場合広告も入るのが玉に瑕だけれど)。

右端のツールバーにある象のマークをクリックすると、

Clipping…の表示が出て、

クリップがうまくいくとチェックマークがつく。
これで、記事全文を一発でクリップできた。

さらに便利なのは、いちど象のマークをクリックすると、タブを遷移してもクリッピングが止まらないということ。「Evernote Web クリッパー」だと、上述の通りクリッピングが終了するまでタブを変えることが出来ず、数秒の間ただ待つだけになる。「Evernote Clearly」なら、クリップを始めたまま次のタブに移動してもクリッピングは止まらない。クリッピングしている間に違うことが出来るようになるのだ。

2012年1月10日火曜日

自分を騙す。

自分を騙す技術って有用だと思う。

やっぱりどうしても100ハイを例に考えてしまうのだけれど、100kmも歩いていると、何度も立ち止まりたくなる。コンビニがあれば「ここでの休息こそベスト!」とか根拠も無く言い出したくなる。それでも、それらの判断は「100kmを(閉会式に間に合うように)歩ききる」という目標を達成するうえでは、「余計なこと」だったと思う。

足が痛くて痛くて、どうしても休みたくなる。もう無理だ。リタイアしよう。
そう思い始めたら最後、休憩やリタイアの誘惑が押し寄せ続ける。

が、そこでいかに自分の欲望を騙せるか。「うるさい、だまれ、団体行動を乱すな!」と自分に叫びながら、右足、左足と1歩ずつ足を前に出す。そのうち、「休みたい」と思っていたことさえ忘れてしまう。

長い道のりを歩く上では、そういう「自分の欲望を騙す」ことが出来るか否かが何よりも大きいと思う。
そういうことを意識的にやるのはなかなか難しいんじゃないかと思う。上に政策あれば下に対策あり。欲望も馬鹿じゃなくて、そのうち騙しきれなくなってくるものだと思う。

それでも自分を騙し続けることが、遠くに行く上で大切なんだと思う。

2012年1月9日月曜日

ラーメンのスープで作った炊き込みご飯がむちゃくちゃ旨い。

はじまりは、コレをダイエーの冷凍食品売り場で見たこと。
「らーめん 山頭火」監修 ラーメン屋さんのまかない飯 とんこつ塩味

http://www.nissui.co.jp/product/item/00188.html
 もう、これ見た瞬間に電撃が走った。
夏くらいから「カップヌードルごはん」にハマっていて、加えてシンガポール居酒屋のチキンライスにハマっているので、それに倣って「チキンラーメンをくだいて入れて炊き込みご飯にする」とかはやってみたけど、あんまりうまくいかなかった。かと言って、食べ終わったカップヌードルのスープを入れるのはちょっと気が引けた。いまいちうまく行かないなかで、すっかり手が止まっていた。

が、なんで気がつかなかったんだろう。ラーメンスープならなに入れてもおいしいんじゃね?

スーパーのチルド商品コーナーにはインスタントではなく生麺が売っているけれど、そこには色々な味のスープが小分けになって並んでいる。それを1つ使えばいいんじゃないかと思って試してみた。

【ラーメンスープの炊き込みご飯】
材料:
・米:2合
・ラーメンスープ(ダイエーのプライベートブランドの札幌ラーメン塩味):1食分
・味付けメンマ(ダイエーのプライベートブランドのもの):70g
・刻みネギ:適量

作り方:

  1. 米を研いでジャーに入れ、水を2合分より少しだけ少なめに入れる
  2. ラーメンスープとメンマを全部入れ、炊飯
  3. 食べる直前にネギをのせる
以上。
シンプルだけどすっごく美味しい!しばらく炊き込みご飯はラーメンのスープだわ。
これに次はキクラゲとか豚肉を入れてみようかと思ってる。

2012年1月8日日曜日

2012年目標設定。

2011年振り返り。
上記エントリを踏まえて、2012年の抱負・目標設定をしてみる。
これから洗濯・掃除などしたのち、場所を変えるので少し時間が開きます。
時間開きすぎ。(場所を変えて書き始めたけど、時間がなくて書ききれなかった)

超長文であるし、あくまで公開することにより自分に背水の陣を敷くことが目的なので、読まなくてもよいと思います。


◇Top Line
まず、2011年は「変化」の年だった。予備校時代も入れて17年間どっぷり浸かった「学生」のフェーズから、「社会人」(良くも悪くも)のフェーズへ。そして、4年間を過ごした東京という土地から北海道という土地へ。さまざまな環境変化の中で、どう適応していくか、どう自分を変化させていくかが課題だった。この1年間に学んだものは、きっと将来再びやってくる環境変化に適応する上で役立つ。
そして2012年は「深化」の年にしたい。ガッツリ自分を鍛えていく。そんな年にしたい。

1. 目指すべき姿をもうちょっと具体的に描く:
自分は何がしたいのか――自分の価値観みたいなものや、それに伴う自分の姿みたいなものが、いかんせんあやふや。多くの経験と学習を通じて、これをもう少し明確に描きたい。ラフでもいいから、まずは1つの絵を描いてみたい。

2. 手段ではなく目的に意識を置く:
ふと振り返ると、「何を成すか」ではなく「どう成すか」に意識が向きすぎていた気がする。設定した目的に対して、達成するためのプロセスを楽しみすぎて、結局なにも果たされていない気がする。もちろんそれで思ってもみなかった結果を得られることもあるんだけど、思っていた結果とはかけ離れていたりする。もう少し、思い描いた結果を目指すことを意識してもいい。


◇スキル・能力
3. 事務スピードの向上:
2011年は事務にムダが多かった。これは仕事に限らず、日常生活においても。事務的作業ってものは日常生活の中にもたくさんあるものだと思う。2012年はムダを省き、ルーチン化できるものはルーチン化し、脊髄反射的に動けるようにしたい。また、その反射のスピードも人と比べて自分は遅いような気がする(本来こういうスキルって大学受験の勉強を経て強化されてるもんだと思うが、自分はほとんど勉強せずに大学に受かってしまったのであまり上手にできない)。細かい動きも含め、スピード感を持って動けるようになりたい。
また、先人の知恵を借りることも怠らないようにしたい。上司や先輩の仕事術を盗み、真似していきたい。

4. 自己マーケティング:
これまでずっとそうだったけど、「自分を良く見せる」のがとにかくヘタだ。それどころか、必要以上に悪く見せていることさえ多い。小笹氏の「アイ・カンパニー」の発想ではないが、自分を正しく伝えていく技術を磨きたい。
実質以上に良く伝える必要はないと思っている。実力以上の物を求められることは、ときに効用もあるが、大きすぎる期待は足かせになることもある。
なので、「正しく伝える」技術を磨くと同時に、自分の価値を高めることも怠らずにいたい。

5. PDCAをスピード感を持って回す:
上記3.と4.に関わることだけれど、自分の場合学習効率を上げるにはこれがいいんじゃないかと思った。2011年はPlanとDoに重点が置かれすぎていて、Checkがほとんどなされていなかったように思う。Checkのフェーズを日記などを活用してしっかり行うとともに、そこから次のPlanに繋げられるようなActionをつくっていくことを2012年は意識したい。

6. 選択と集中:
ムダなことはしないようにしたい。Jobsの「点と点をつなぐ話」を考えると「何がムダか」を考え事自体ムダな(役に立たない)ことのような気がしないでもないけれど、そんな高次元の話じゃなくて、もっと低次元なレベルでムダを無くしたい。
例えば、通勤時に忘れ物を部屋に取りに戻る時間はムダだし、休みの日に2chのまとめサイトで午後をまるまる潰すのもムダだと思う。
#2chのまとめサイト閲覧については「Chrome Nanny」を活用するなどして回避!


7. 柔軟な思考の獲得――幅広い論点出しと仮説出しに意識を置く:
自分は柔軟な方だと思っていたけれど、実はガッチガチだと最近気づいた。人と違う意見を出せることが柔軟な思考が出来ると言うわけではないと思う。自分の場合は、人と違おうと違わなかろうと、自分が最初に出したアイディアに固執するところがあった。それは、論点と仮説を出すところが弱かったからのように思う。「本当に?」を連発して、いろんな可能性を出した上で、取捨選択のスピードを上げられるように意識したい。


・業務について:
自分の会社の業務で得られる能力って、当然「社内スキル」とか「業界スキル」寄りな部分というか「自業界内の常識」に強く寄ってる部分も多分にあるので注意はしなければならないんだけど、それでも普遍的な専門能力が定型化されたかたちでゴロゴロ転がっているようにも思う。そういった「定型化された能力」ってのを、きっちり盗み、身につけていきたい。


◇勉強
8. 読書(年間52冊以上):
これは毎年言っているけど、自分は圧倒的にインプット量が足りない。もちろん自分のアタマで考えて答えを出すことは大事だけれど、先人が考えぬいてまとめてくれてあるものを無視するのはもったいないと思う。さらに、自分のアタマで考えるためにも、土台となる知識は大いに越したことはない。要はそれに囚われなければいい話だと思う。
本来そういう体系だった知識みたいなものは学生時代に多くを獲得しておくものだとは思うけれど、やってこなかったんだからしょうがない。これまでのツケを少しでも払っておかねば。
ということでとりあえずは1週間に1冊以上のペースで「本」を読みたいよね、と。もちろんそれ以外にネットや雑誌などでの情報収集も欠かすつもりは無いが、「完結している」という点でストックの性質を持っている「本」にはやはり触れていたいと思う。
ジャンルについてどういう内訳で行くかは検討中だが、小説は一定量読みたい。
漫画は52冊には含めないけど、こちらもスキマ時間でちょこちょこ読めたらいいなあ、と。
#本とweb上情報について書かれた記事で去年いちばん面白かったのはこれ:
思考途中の記事を叩いてネットの最良の部分を潰してしまう人たち
http://ulog.cc/a/fromdusktildawn/7546
9. 語学――中検3級、TOEIC900以上:
2つの側面から。
a. 人生の可能性を増やしたい:
上で「目指すべき姿をもうちょっと具体的に描く」と書いたけれど、やっぱり海外に出たいというのはずっと思っている(それを具体的に描けていないというのが悩み)。そのためにも、「語学力」がまだまだ足りない。海外旅行を問題なくこなせるくらいの英語力はあると思っている。が、海外で生活することさえもできない英語力だ。
また、これだけ日本にいながらにしてWSJとかNYTとかが手軽に読めるような時代になったのに、それを活用しないのは人生に厚みをもたせるという意味において、もったいないと思う。
ここでの「語学力」は、スコアの話ではない。要は通じればいい、わかればいいと思っている。
b. 社内でのキャリアアップ:
短期的だけど、これも大事だと思う。なのでこちらはスコアの話。世の中にはスコアでしか人を評価できない人ってのもいて、彼らを無視するのはデメリットが多い。

10. Programming/Web:
これも人生における可能性を増やしたいというところから。
いろいろ思いはあるけどそれは割愛して具体的なところを書くと、2012年内にiOSアプリを1つ、Webサービスを1つはリリースしてみたい。それを膨らませるかどうかはまだよくわからないけれど、まずはつくってみる必要性を直感的に感じている。

11. 金融・経済の知識をつける:
職業柄、ほかの業種の人よりも金融・経済の知識が必要になるってのもあるけれど、金融・経済に対する感覚を養っておくことは、やがて大きな資産になると思う。いまのうちにやっておかないと行けない気がする。


◇プライベート
12. 家族を安心させる・感謝する気持ちを忘れない:
僕が東京から北海道に帰ってきた理由はいくつかあるけど、その中でも「家族(特に母親)を安心させる」というのはすごく大きい理由だ。せっかく実家まで片道1,500円/2時間で帰れるところにいるのだから(東京からは片道15,000円/4時間くらいかかった)、もっとコミュニケーションを取っていきたい。
あんまり稼ぎのいい方ではないけれど、年内に母親に海外旅行をプレゼントしたいなあ。

13. 友人・恋人:
信頼されるようになりたいよねって話。ここは恥ずかしいので割愛するけど。彼女欲しい。

14. 映画:
人間として厚みを持たせる。どういう人間が「厚みのある」人間なのかってのはわからないけれど、当座は文化的なものに触れることを試してみたい。読書もそうだし、映画を観ようと思っている。学生時代にした1人の映画監督の作品をすべてぶっ通しで観るという経験は、大きな糧になっている。
ただし、DVDで。TSUTAYAの旧作100円レンタルは大きな味方。DISCASは解約しようと思ってる。
目標は年間24本。1か月に邦画1本、洋画1本の2本ずつ以上観るようにしたい。アニメ映画は含めない。

15. 海外に行く:
夏休みくらいで香港・上海に行きたい。どちらも2009年に行ったことがあるが、もうとにかくもう一度行きたい。


◇お金
16. ○○万円貯める:
奨学金の返済とか固定費が大きくてなかなか貯めにくいのだけれど、将来のことを考えると貯金は必要。金が無いせいでできない、ってのはもったいないと思う。ムダな出費(ちょっと気合を入れれば終電で帰れるところをタクシーに乗るとか、米を炊けばいいところを「サトウのごはん」を買ってくるとか)を避けて、コツコツ貯めていきたい。


◇健康
17. 病気にかからない:
風邪を引かない、虫歯にならない、の2つに主に気をつけたい。
風邪は、学生時代と比べると本当に引かなくなった。が、まだたまに引いてしまうので、細かな体調管理を心がけたい。風邪を引いて寝ている時間は本当にムダ。そして、体力をつけることでいくらかはカバーできると思うので、お金と相談しながら体力をつける方策も考えたい。
虫歯は、高校時代の終わりくらいから徐々に悪くなっていったのだけど、いま本当にボロボロで困っている(今日も2本抜いてきたし、この1か月だけで歯医者の出費が1万円に届こうとしている)。何一ついいことがない。口臭も気になるし(客商売だし、女性の多い職場だし)。なにより老後も健康な食生活を送りたいので、いまの虫歯はとっとと治して、デンタルケアに気をつけた生活を送りたい。
抜歯したせいでさっそく熱っぽいんですがね。

18. BMI22:
いま180cm・80kgくらいで、BMIは25を切っているので一応は安全圏にいるが、BMIの理想値と言われる22を目指したいところ。筋肉と脂肪は重さが違うので体重だけを考えるのはよくないとは思うが、それでもひとつの目安として。
健全な知力は健全な集中力から生まれ、健全な集中力は健全な体力から生まれるのだと思う。

19. 剣道をサボらない:
毎週土曜日に会社の剣道部の稽古があるのだけれど、用事があっていけない時以外は必ず参加するようにしたい。週1の稽古ってあんまり意味が無いようにも思えるけど、続けることには少なからず意味があるし(この半年でだいぶ中学時代の感覚を取り戻してきた)、やっぱり運動は気持ちの切り替えに有効だと感じたので。


◇心
20. モチベーションを保ち続ける:
モチベーションを切らさない、これは本当に大事。一度切れたモチベーションをまた上げていくってのは結構体力がいる。首の皮一枚でもいいので、つなげていく必要がある。
どうやったらモチベーションをつないでいけるのかってのはよくわからないけれど、ごまかしごまかし気分を変えつつやっていくしかないのではないかと思う。それには読書も映画鑑賞も人付き合いも有効だと思う。

21. 心の健康を保つ:
モチベーション維持にも関連するけど、これ気を付けてないと意外とハマる気がする。ただでさえうちの業界は「心を病む人が多い」と言われる。自分の心が強くないことはよく知っているので、病気になる前に手を打つのだけは忘れないようにしたい。



以上、三が日中に書いたメモを読み返しながら、今年の目標を少し詳しく書いてみた。
最後のほうは文章としてはグダグダ感があるのは否めないけれど。。
まずはこれをブラさずにやって行こうと思う。ただ、ブレないことが正しい訳でもない。日常的に見直しつつ、よりよいものにしていければ、きっと2012年は良い年になる。

2012年1月3日火曜日

2011年振り返り。

明けましておめでとうございます。
昨年は厄年ということもあったからか様々なことがありましたが、正直まだ「苦労」をしていない。今年は必死にやっていこうかと。今年が人生のターニングポイントになるんじゃないかと予感しています。

そんな訳で、社会人1年目もあと3か月で終わる新年、サークルの先輩Daisoさんのように新年の抱負を書いてみようかと。んで、2012年末には振り返りを出来ればいいなあと思っております。

でもその前に2011年振り返り。

◆時系列に
●1月
・そういえば元旦にこんなtweetしてた:
年明けてさっそくいい話読んだ。今年はいい年になる!: 牛丼屋で接客の達人のおばちゃんに会った - G.A.W. http://bit.ly/h1ABrd
https://twitter.com/#!/k_kobayashi/statuses/21177143425765376
・期末試験対策で、知らない後輩から借りた「哲学」の講義(一般教養)のノートを読んで「生きる意味」についてもんもんと考えていた。:http://k503i.blogspot.com/2011/01/20110108-sat.html
結局は、「無目的に生きている、あるいは(卒業みたいな)小さな目的のために生きている自分」への不安で、「故郷のために働く」と決めたことへの不安で、それはつまり「就職先はここでいいのかなあ」という不安・自信の無さなんだろうなあと思う。
https://twitter.com/#!/k_kobayashi/statuses/23461483270643712
・あとこんなことも考えてた:
舗装されてる道を歩いてたって、誰かが行ったところまでしかたどり着けない」かも知れないけれど、今まで面倒くさがってその道さえ歩いていなかったら卒業が危うくなったのでいま駆け抜けてるんだけど、その道ばたにはいくつもの面白アイテムが転がっていて毎日楽しい。こぼさないようにしなきゃ。
https://twitter.com/#!/k_kobayashi/statuses/30292397430673409
あと「舗装されてる道」を駆け抜けていて改めて気づいたのが、自分の装備のふがいなさと体力の無さ。靴ぼろぼろ体ぼろぼろ。「舗装されていない道」に入るためにも、装備と体力をレベルアップさせていかにゃならんなあ、と。というわけで今年の目標は「健康を手に入れる」になった。
https://twitter.com/#!/k_kobayashi/statuses/30293082234687488
・健康な体を手に入れる、って目標はそこそこ達成できているみたいです。熱もあまりでなくなった。体調管理の仕方を覚えたってことなのかなあ。

●2月
・期末レポートの課題で、1人の映画監督の作品をすべてぶっ通しで観るという経験をした。まずは「全部」を経験してみることから始めたほうが、一見非効率的でも実は効率的なんじゃないか、と感じた出来事。
ホ・ジノ監督作品を全部観てみた。
・彼女と別れて、勢いのまま深夜バス予約して四国・中国旅行に行ってきた。これは2011年で一番楽しかった思い出かもしれない。
直島の観光地化。
・こんな臭いことも考えていた。
知恵と熱意を融通する機関。
●3月
・卒業判定待ち。気が気じゃなかったが、人事は尽くしたので天命を待つ状態だったため、意外と清々しい気持ち。でも念の為にリクナビとか登録してた。
・卒業が決まり、卒業・引越し・就職準備のために3月11日14時頃、新千歳空港に降り立った。そのおよそ30〜40分くらいあとに地震。実家の近くから故郷の夜景を眺めて、「いま出来ることをしなければダメだ」とか考えていた。
・札幌に引越し。
東京都多摩市民から北海道札幌市民になりました。
●4月
・内定式直後から2週間の合宿形式新人研修。同期に・会社にとにかくなじめなくて、いろいろ悩んでた気がする。今となっては小さな悩みだが、ムダな時間ではなかった。研修が1週間終わった段階で一旦解放されたんだが、そこでひとつのブレイクスルー。
思ったことって多分顔に出る。「うわ、嫌だなあ」と思ったらそれはちゃんと顔に出て、しっかり相手に伝わるんだと思う。
https://twitter.com/#!/k_kobayashi/status/56571874561363970
思ったことを顔に出さないトレーニングも大事だけど、「嫌だなあ」と思わないようにするトレーニングの方が効果があるんじゃまいか。
https://twitter.com/#!/k_kobayashi/status/56572193122955264
それに、「嫌だなあ」とばかり思ってるのって楽しくないよ。するしかないんだから、冷静に考えたら非合理的なことでも楽しんで受け入れるべき。かと言ってそれに流されっぱなしになるのでなく、同時に、その「するしかない」状況を改善できないものか考えるべき。
https://twitter.com/#!/k_kobayashi/status/56578967053934592
・iMac27"購入。Macライフが始まり、このあと視力が急激に落ちていく。
・研修でインフルエンザをもらってきて、配属・着任3日目にして出社禁止。このままGWまでおやすみ。

●5月・6月
・目の前の仕事を覚えるのに精一杯で、何も考えていなかった。今思えばこれこそムダな時間。忙しいだけでなんにも肉になっていない。どんなに忙しくても、考える時間は取らねば。
・それでも17時半には退社していたので、時間がありあまる。札幌市内の飲食店をふらふら。
・そういえば資格試験の勉強をしていた。おかげで決算書なんかはほんのちょっと読めるようになった。

●7月
・自分の教育担当の先輩が転勤に。普段からとにかく気にかけてくれていて、本当に大好きな先輩だった。送別会で号泣。今後、人事異動では涙を流さないと決意。
・SBI証券に証券口座を開き、資産運用を始めた。この頃から日経新聞が面白くなり始める。
・半ばの3連休にもひとつおやすみをつけて4連休に。東京に遊びに行った。クッソ暑い立川の地で、東京という土地への思いを捨て切れていないことを実感。
・仲の良い同期とCapsule聴きに行って、爆音の中で話をして、少しだけ自分の考えに自信を持てる。1月に悩んでいたことの答えを手に入れた気がする。
覚悟を決められる人が幸せなんだと思う。
・それでもとりあえず札幌寒すぎてつらい。夏なのに寒いってのがつらい。

●8月・9月
・やっぱり目の前の仕事にとらわれすぎて、何も出来ず。しかしこの頃から同期とも打ち解け始め、よく飲みに行くようになった。
・家族と札幌市内を車で走っていて、ふと気づく。北海道は、自分が幼少期を過ごした「バブルの面影がある北海道」がそのまんま残っているんじゃないかってことに。切なくなって、急激に体調悪化。遅刻、早退、翌日欠勤。

●10月
・同期と仲良くなり始める。集合研修終了後に、本流の飲み会とは別の飲み会を企画すると、一部の人は「俺もそっちに行くわ」などと言ってくれる始末。
・iPhone買い替え。
iPhone 4Sに機種変更した。(過程編)
iPhone4Sに機種変更した。(iPhone4S、iOS5感想編)
●11月・12月
・少しずつ違う係(平成24年度から異動する先)の仕事もし始める。上司曰く、「春に配属になってもいちから教えてもらえるなんて思うな。いまのうちから、なんでもいいから馬車馬のように働いて、仕事を覚えておけ。即戦力として戦えるようになっておけ」
・「自分の見せ方」が下手すぎることに改めて気がつく。自分がした「いいこと」はうまくアピール出来ないのに、自分がした「失敗」は120%になって周囲に伝わっている現状に焦る(そして12月30日、仕事納めの日の飲み会で、上司の前で号泣)。


◆総括
結局今年も「信頼関係」を築くのがヘタだった。
人との約束も、自分自身との約束も守れていないことが多かったかもしれない。
「約束破り」は「ゼロ」であるべき。

また、「目指すべき姿」みたいなものがまったく描けていない。「目の前の壁に全力で立ち向かっていれば、いつか点と点がつながる」、「『いまを戦えないものに、明日を戦う資格はない』」ってのは確かにそうかも知れないが、それでも、こうやって振り返ってみて「ムダだったなあ」と思う時間が多すぎる。たまの一休みはいいかもしれないが、と思うことさえも自分に対する言い訳なのかもしれない。
自分はどうなりたいのか、そういったものがなかなか描けなかった。

また、感情のままに動いていた気がする。嬉しい、楽しい、寂しい、辛い、悔しい、腹立たしい、休みたい、食べたい、、、。自分の頭で考えて動いていたといえば少しだけ聞こえはいいが、blogなりtwitterなりを振り返ってみて、先人の知恵みたいなものを借りた素振りが見えてこない。理論と現場の乖離の中に生きた学生時代の面影は見られない。現場に埋まっていた。

それでも、体調管理だけは少しだけ出来るようになったと思う。学生時代は1週間に1回発熱していたが、いまでは2か月に1回になった。


以上の2011年振り返りを踏まえて、次エントリにて2012年の抱負・目標設定をしようと思う。
これから洗濯・掃除などしたのち、場所を変えるので少し時間が開きます。