2012年5月4日金曜日

ジム(プール)デビュー。

学生時代から「行くぞ行くぞ」(≠IKÜZÖNE(※1))とは思っていたけれど、ついに本日ジムデビューしました。

飛び込んだのは自宅から徒歩3分、後ろ向きに歩いても5分のところにあるSports Club Zip麻生店

  
後ろ向きに歩く


というアレでここからはジム(プール)デビューのレビューと、Zip麻生店のレビューになります。Zip麻生店でジム(プール)デビューしたい方のご参考になれば。

そもそもの話

そもそもなんでジムに行きたかったかというとふたつ理由があって、ひとつは体力への不安がものすごかったから。
学生時代は1週間に1回は熱を出していたし、社会人になっても昼過ぎには集中力が切れて手が止まったりしてしまうし、退社後も疲れきってしまって毎日帰って夕飯食べて寝るだけの生活になってしまって、焦りを感じているところで。
「健全な集中力は健全な体力から生まれる」もんだと思ってるので、早急に体力つけなきゃな、と。

もうひとつは、緩みきった身体に喝を入れたかったから。BMIだけで言うとぎりぎり標準体型なんだけど、肥満という名の棺桶に一歩足が入っている状態で。
北海道は寒いので特に海とか行くつもりもないんだけど、それでもTシャツになることはあるので、Tシャツの似合う肉体が欲しいなあ、と。

で、トレーニングマシンとかもいいけど、1週間に5分も走るか走らないかくらいの身体にそりゃ無理だろうということで、まずはプールに行きたいと思っていた。肺活量を鍛えて、無駄なく脂肪を落とす。「運動できる身体」を手に入れるのが先決だろな、とか思っているところ。

事前準備

んでGWに入ったし覚悟を決めて、まずは昨日海パンを購入。
以前から「札幌スポーツ館」とか寄ってはみてたんだけど、どうにも気に入ったデザイン・価格のものが無かった。
そんななか昨日「川中スポーツがいいんじゃないか?」ということをWebで発見。早速行ってみると、欲しかったハーフパンツタイプの海パンを3,000円くらいでゲット出来た。スイムキャップと水中メガネも持ってないことに気づいたのでついでに購入。

本当は昨日から行きたかったんだけど、海パン買った時点でZipは閉店時間。おとなしくZipのサイトで情報収集して、昨日はおしまい。

いざZip

Zip麻生店は10時開店。まずは9時から寮の同期T君と寮のロビーのテレビではなまるマーケットを観る。何年ぶりだろう、岡江さんみるの。今日のはなまるカフェはももクロだった。もともと去年の夏くらいに「走れ!」を聴いて、T君とカラオケ行った時なんかにサビだけ歌ってたりしてたんだけど、正直T君はそのとき僕のこと(というかももクロ)をバカにしきっていた。僕も僕で、去年から注目してたのに周りは依然「AKB!AKB!」って言ってて誰も振り向いてくれなくて、「まあいいか」くらいにここ数ヶ月のももクロフィーバーもスルーしていた。が、今ではT君は「DVD買う!」とか言っちゃう始末だし、今日のはなまるカフェはやばかった。はまりそう。僕もそっち側に行っちゃわないように気を付けなくては。

とかなんとか言ってだらだらしてたらもう11時過ぎ。T君も僻地に(高速バスで(※2))帰省したことだし、カバンに荷物を詰めていざZip。

持っていった物:
  • 海パン
  • 水中メガネ
  • スイムキャップ
  • バスタオル1枚
  • ビニール袋(海パンを買ったときの袋)
服装・装備:
  • 下着上下
  • パーカー
  • ジャージのズボン
  • ふつうの肩掛けのカバン
  • ふつうのスニーカー

トレーニングルームとかを使うなら室内履きのシューズが要るそうなんだけど、サイトを見る限りプールだけなら必要なさそうだったので用意しなかった。
下着の替えとかは、とりあえず用意せず。
タオルもバスタオルを1枚だけ持っていった。
駐輪場があるのかどうかよくわからなかったし、そもそも雨降ってるので徒歩でZipへ。

受付

ここからは文章だけじゃすこし分かりづらいかも。
1階の玄関の前に立つと、まずドアが2つ。正面と右側。右側に靴を脱ぐ場所っぽいところがあったのでそこに入り、靴を脱ぎ下駄箱へ。10円を入れて鍵を閉め、開けるときに返ってくるタイプの下駄箱だった。鍵を持って、階段は無くエレベーターしかないためエレベーターで2階の受付へ。
実は玄関の正面のドアから入ると、外靴のまま2階まで上がれたらしい。そして2階で靴を脱ぐスタイル。まあ1階で脱いでも2階で脱いでもいいんじゃないかと思うんだけど。

サイトの画像通りの綺麗な受付に行くと、美人の受付嬢が出迎えてくれる。
普通なら「○○会員」ってのになって入会金+初期登録費と月額いくらの会費を払わなくちゃいけないんだけど、会社が法人契約していて1回1,050円で利用出来るのを知っていたので、その旨を告げる。会社の保険証を提示し、いろいろ説明を受けて、申込書に記入して、下駄箱の鍵を渡し、1,050円を払って、ロッカーの鍵を受け取り、同じく2階のロッカールームへ。この受付は10分くらいで終わった。もしかしたら、法人会員じゃない場合はもう少し時間がかかるのかも知れない。
あ、写真も撮られた。会員カードに使うんだと思う。柱の前に立って、お姉さんがデジカメでパチリ。ちょっと照れる///。

ちなみに法人会員の利用方法は「利用料都度支払い制」と「月会費制~法人クラブ会員~」の2種類があるらしく、前者が今回僕が利用した「毎回1,050円支払う」方式で、後者は月6,300円(?)払うことで使い放題になる方式らしい。サイトを見る限りだと8,300円となっているんだけど、サイトには乗っていない別の料金体系があるのか、うちの会社だけそういう契約になっているのかはわからない。

2階ロッカールーム〜プール前ロッカールーム〜プール

ロッカールームでは、正直大きいとは言えないサイズのロッカーがひとつ当てられていた。
受付のお姉さんの説明では「2階のロッカールームで水着に着替える」とのことだったので素直に水着に着替える。
しかし「ロッカールームを出るときは何か服を着てください///」とのことだったので、海パンの上から着てきたパーカーとジャージを着て、スイムキャップと水中メガネ、バスタオルと100円玉、ビニール袋を手に持ってロッカールームを出て、4階のプールを目指し階段へ。

4階にはまたロッカールームがあり、そこからまっすぐプールに出られるようになっていた。そのロッカールームでパーカーとジャージを脱ぎ、スイムキャップを持ってプールにつながる廊下へ。
このロッカールームは、「スポーツジム」のイメージよりは少し汚かったけれど、ロッカーが多少錆びていたりする程度のことで、全然気にならないレベル。そこら辺にある市民プールなんかと比べるとよっぽど綺麗だろうと思う。
このロッカーは下駄箱と同様、100円を入れて鍵を閉め、開けるときに返ってくるタイプのもの。鍵は腕に巻くタイプのもので、2階のロッカールームの鍵と合わせて2本の鍵を腕につけることになるのかと。

廊下に出ると、途中にシャワーがあって、その下をくぐってからプール室に出るようになっていた。ここのシャワーも若干カビとかがあって少しだけ「嫌だなあ」とか思ったけれど、大して気にせずプール室へ。

プール

プール室には、25mプールが1つ。レーンは(たしか)6つ。手前から、
1)フリーレーン
2)フリーレーン
3)スクール用レーン
4)スクール用レーン
5)フリーレーン
6)ウォーキング用レーン
となっていたように思う(はっきり覚えていない)。

サイトの写真と比べると明らかにボロかった(窓がやけに汚いとか)けれど、これもまあまったく気にならないレベル。
そもそも、小学校のプール授業は改築したてのプールを使っていたし、地元の市民プールも新築したての頃にしか使ったことが無かったので、「キレイなプール」しか使ったことが無かった僕はプールに対する要求水準が人より高いんだと思う。
なので「まあこんなもんだろ」と思い直して歩みを進める。

すでにプール内にはおばさま・おばあさま方が10人ほど。男性は1人もいなかった。
プール脇でうろうろしていると、インストラクターのイケメン(イケメンすぎて腹たった)が出てきて、レーンの案内をしてくれた。

こんな感じのイケメン

プールに入るのは8年ぶりくらいだったので、いきなり泳ぐのは怖く、まずはウォーキングレーンへ。2往復くらいしてからフリーレーンへ。
おばさま方は当初全てのレーンをフルに使っていたけれど、明らかに新参者な僕のためにレーンを1つ開けてくれていた。おばさまは2〜3人で1レーン、僕は1レーン独り占め。なんだかとても贅沢だ。

最初はただのバタ足で25m泳ぐ。息が切れたら立ち止まって息継ぎをして、またバタ足。
次にようやくクロール。お、いちおう形になっているぞ。伊達に小学校の頃地区大会予選3位の実績を持っちゃいないな、とか思ったり(※3)。

バタコさん

25mを2本クロールで泳いだあたりから息が苦しくなってきた。50mなんてとてもじゃないけど無理。25mでさえ怪しかった。
となりのレーンで泳いでいるおばあさま方は、ゆっくりではあるけれど立ち止まらずに25mクロールで泳ぎきるし、仕舞いにゃ「じゃあ最後にバタフライ1本行ってあがりますかね」とか言ってきっちりバタフライしだす始末。ババアすげえよ。
世の中のババアってすべからくマナーとか皆無なもんだと思っていたけれど、Zipのプールを利用しているおばあさま方はマナーもよく、決して上品とまでは言わないけれどすごくいい人達だった。

かく言う僕は20分ほどで息が上がって、「まあ初回はこんなもんだろ」とか言って上がることにした。イケメンインストラクターの視線が怖かった。「あのデブたった20分で上がるのかよw」とか思われたらどうしよう、と。でもすごく性格も良さそうな人たちだったので、たぶんそれは大丈夫、という安心感があった。しかしこの20分は長かった。当面の目標は50m泳ぎきれるようになることだなあ。

プール〜プール前ロッカールーム〜2階ロッカールーム〜受付

廊下を通ってプール前ロッカールームへ。ここで1人のおじさまとすれ違った。GW中日の昼間にわざわざジムのプールに来るような若者はいないんだろう。どうせみんな函館に遊びに行って「望楼NOGUCHI函館」とかに泊まってるんだろう。ちくしょうめ、俺も行きたいな。
ていうかそもそもこのジムの利用者層ってどうなってんだ?とか思っていたけれど、あとで壁に貼ってある小学生の大会の結果表とか写真とか見ると、子供たちの利用が多そうな様子。メインはおじいさまおばあさま・子供たちで、次いで中年男性・女性、20〜30代ってのはあんまり利用していないのかなあ、という印象。気楽でいいけど。

プール前ロッカールームでは、まずなんとなくシャワーを浴びてみる。もちろん海パンは履いたまま。シャワーはまず水が出てきてびっくりしたけれど、すぐにお湯になったのでよかった。トイレに寄ってから自分のロッカーの前に戻り、鍵を開けて海パンを脱ぐ。しまった、パンツは2階のロッカールームだ、とここで気づく。しょうがないのでフルチンでジャージを履き、地肌にパーカーを着る。洗面台のドライヤーで髪を乾かして、持ってきていたビニール袋に濡れた海パンやらを入れ、再び2階ロッカールームへ向かう。
このあたりで腕とか足とか全身がかなりだるいのに気づく。歩くのもふらふら。

ふらふら

2階ロッカールームで一旦ジャージとパーカーを脱ぎ、下着を着て再度ジャージとパーカーを着る。カバンに荷物を詰めて、受付へ。
このロッカールームの奥には風呂・サウナがあるそうなんだけど、疲れきっていたので寄らずに出てきてしまった。
2階ロッカールームと受付の間には休憩所があって、さっきは誰もいなかったのに今度は小学生で溢れていた。そのあと小学生のクラスなんかがあるんだろう。

受付でお姉さんに2階ロッカールームのロッカーの鍵を渡すと、仮の会員カードというものとポイントカードをくれた。会員カードは、正式な物ができ次第差し替えになり、ポイントカードは法人会員のもので、20回利用すると1回タダになるとのこと。ただしこれは「利用料都度支払い制」に限るもので、「月会費制~法人クラブ会員~」として利用する場合はポイントはたまらないとのこと。そりゃそうだ。

お礼を言って、きた道を戻って退館、帰宅。

まとめ

男性がプールを利用する場合に持って行きたい物:

  • 海パン(別に競泳用じゃなくてもいいと思う)
  • スイムキャップ・水中メガネ
  • バスタオル(タオルはこれ1枚あればいい気がする)
  • 替えの下着
  • ビニール袋(濡れた水着を入れるもの。なんでもいいと思うけど、2階ロッカールーム〜プール前ロッカールームの間で持ち歩くことを考えると、少し大きめにしておくとバスタオルも入れられるしいいと思う)
  • 10円玉1枚、100円玉1枚(財布の中に入っていることを確認)

ビニール袋はこういうのがいいんじゃないかと思う

これらを普通のカバンに入れて持っていけばいいんじゃないかと思います。
服装も、僕はジャージで行ったけれど、ロッカーがきちんと整備されているので、プールの利用だけなら銭湯に行く感覚で私服で行っても大丈夫かと。
また、駐輪場・駐車場も整備されているので自転車・自動車で行っても大丈夫。

というわけで今後も通いそうです。多分月会費制にして毎日20分くらいずつ泳ぎに行く。

な、長くなった…。


(※1) 高校生になるとDragon Ashもあんまり聴かなくなっちゃったけど、中学時代は馬場さんの大ファンでした。お悔やみを申し上げます。

(※2)T君は「最近流行りの高速バスだぜww」とか言ってたけど不謹慎すぎるだろ。

(※3)思えば小・中学生の頃は陸上・水泳はそこそこ出来るわ頭はいいわ顔もいいわピアノ弾けるわで、市内の別の学校の女子からはちょこちょこ人気あって浮かれてたなあ。でも1歩市を出るとその全てがボロボロすぎて、いかに井の中の蛙だったことか。世間ってば大海すぎ。