2011年3月17日木曜日

「イイネ!」が定義する人間関係について。

Facebookやmixiで「イイネ!」ボタンってあって、それを押すたびに思うんだけど、「イイネ!」って確かに人間関係を丸くしてくれる必殺技なんじゃないか。しかしその一方で、なんかうさんくさいと言うか。

「イイネ!」がうさんくさいっていうのは、「それほんとに『イイネ!』って思ってる?」ってことで、あるいは「自分は『イイネ!』と思ってるけれど、それは伝わっているかな?」ということで。

あと、「イイネ!」で終わらせちゃいけない話に「イイネ!」をつけるのはやっぱり軽く感じる。これもまたお互いにそうなんだと思う。

それでも「イイネ!」がうさんくさくない関係をつくるのは、やっぱり「イイネ!」を続けることなんじゃないかと思う。自分は心から「イイネ!」を言い、受け手もそのことをわかってくれている関係。それが出来れば、別にもう「イイネ!」なんていらない。

SNSの「イイネ!」ボタンって、結局のところ「イイネ!」を言わなきゃいけない関係を越えさせるものにはならないんじゃないかと思う。逆に言うとSNSが人間関係のあり方を定義することもあり得そうで、それってなんだか寂しいなあと思ったり。

これどっかで読んだことあるなあ。実感したってだけか。

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