2012年1月15日日曜日

フットサル観戦。

北海きたえーる」で行われたフットサルFリーグ第23節、エスポラーダ北海道vs府中アスレティックスFCの試合を、会社の人たちと観に行った。

これまで野球の日ハム戦と巨人戦は生で観に行ったことがあるけれど、それも選手からははるか遠い席だったし、それ以外のプロスポーツ(Fリーグはプロじゃないけど)を生で観たことが無かった。サッカーは高校のサッカー部の試合を観に行ったのが最初で最後で、テレビでワールドカップくらいは観て応援していたけれど、心から「面白い!」とは思えていなかった。

が、フットサル面白い!!

何よりもそのスピード感。フットサルの競技時間は前半20分、後半20分の計40分。競技人数はキーパーを入れて5人対5人。サッカーの45分+45分の計90分という競技時間は僕には正直冗長に感じられていたので、フットサルの、バスケットボールのようなサイズ感がなんとも心地良い。

今回縁あっていちばんいい席(ピッチから数メートルのところ)で観ることが出来たこともあって、臨場感がひしひしと伝わってきた。

エスポラーダ北海道も好きになれそうだ。生まれて初めて、「このチームを応援したい!」と思えた。

うーん、言葉を知らないからこの熱量を伝えきれなくてはがゆいけど、とにかく面白かった。たぶんまた観に行くと思う。
そして、もしかしたらサッカーもプロの試合を生で観たら楽しめるんじゃないかと思い始めた。コンサの試合観に行ってみようかなあ。


[追記]
そういや今日の試合はカズがエスポラーダ北海道の選手として参加していたのだけれど、正直、エスポの選手と監督はやりにくかっただろうと思う。いくらカズといえど、フットサルとサッカーはやっぱり似て非なるものなわけで、正直プレーにおいてヒーローには成り得ないんだと思う。常識的に考えても、サッカーならともかくフットサルの激しい動きに44歳がついていけるはずがない。そして、実際100%はついていけていなかった。

しかしゲストに華を持たせる必要はあるわけで、たとえば「勝つ」ためには「カズが打つとみせかけて違う選手が打つ」こともありえるシーンで、やっぱりカズに蹴らせなきゃいけない、とか。そもそもカズであろうとなかろうと、これまでずっと一緒に練習してきているわけでも無い選手と一緒にプレーするって事自体が結構難しいことなんじゃないかと思う。

ていうかね、それでもやっぱりカズがボール持ったら観てるこっちもワクワクするし、惜しいシュートには観客も全力でくやしがるんですよ。それはきっと選手たちもそうだったんだろうが、それでもカズの走りは若い選手についていけていなくて、選手たちのもどかしさも感じ取れてしまった。

そんななかで勝利を決めたエスポラーダ北海道。最後の小野寺監督の挨拶が素晴らしかった。たしかこんなことを言っていた:
「カズさんがきてくれているこの試合、絶対勝たなくてはならない。そういう想いで選手たちが頑張ってくれたのが今日の勝利に繋がったのだと思います」
カズも選手も立たせた名挨拶だと思う。
黒星ばかりの最下位に近いチームが、きっちりいい試合をしてリーグ上位のチームに勝った。その中心にはカズがいて、やっぱりカズはヒーローだったと思う。

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