2011年振り返り。上記エントリを踏まえて、2012年の抱負・目標設定をしてみる。
これから洗濯・掃除などしたのち、場所を変えるので少し時間が開きます。時間開きすぎ。(場所を変えて書き始めたけど、時間がなくて書ききれなかった)
超長文であるし、あくまで公開することにより自分に背水の陣を敷くことが目的なので、読まなくてもよいと思います。
◇Top Line
まず、2011年は「変化」の年だった。予備校時代も入れて17年間どっぷり浸かった「学生」のフェーズから、「社会人」(良くも悪くも)のフェーズへ。そして、4年間を過ごした東京という土地から北海道という土地へ。さまざまな環境変化の中で、どう適応していくか、どう自分を変化させていくかが課題だった。この1年間に学んだものは、きっと将来再びやってくる環境変化に適応する上で役立つ。
そして2012年は「深化」の年にしたい。ガッツリ自分を鍛えていく。そんな年にしたい。
1. 目指すべき姿をもうちょっと具体的に描く:
自分は何がしたいのか――自分の価値観みたいなものや、それに伴う自分の姿みたいなものが、いかんせんあやふや。多くの経験と学習を通じて、これをもう少し明確に描きたい。ラフでもいいから、まずは1つの絵を描いてみたい。
2. 手段ではなく目的に意識を置く:
ふと振り返ると、「何を成すか」ではなく「どう成すか」に意識が向きすぎていた気がする。設定した目的に対して、達成するためのプロセスを楽しみすぎて、結局なにも果たされていない気がする。もちろんそれで思ってもみなかった結果を得られることもあるんだけど、思っていた結果とはかけ離れていたりする。もう少し、思い描いた結果を目指すことを意識してもいい。
◇スキル・能力
3. 事務スピードの向上:
2011年は事務にムダが多かった。これは仕事に限らず、日常生活においても。事務的作業ってものは日常生活の中にもたくさんあるものだと思う。2012年はムダを省き、ルーチン化できるものはルーチン化し、脊髄反射的に動けるようにしたい。また、その反射のスピードも人と比べて自分は遅いような気がする(本来こういうスキルって大学受験の勉強を経て強化されてるもんだと思うが、自分はほとんど勉強せずに大学に受かってしまったのであまり上手にできない)。細かい動きも含め、スピード感を持って動けるようになりたい。
また、先人の知恵を借りることも怠らないようにしたい。上司や先輩の仕事術を盗み、真似していきたい。
4. 自己マーケティング:
これまでずっとそうだったけど、「自分を良く見せる」のがとにかくヘタだ。それどころか、必要以上に悪く見せていることさえ多い。小笹氏の「アイ・カンパニー」の発想ではないが、自分を正しく伝えていく技術を磨きたい。
実質以上に良く伝える必要はないと思っている。実力以上の物を求められることは、ときに効用もあるが、大きすぎる期待は足かせになることもある。
なので、「正しく伝える」技術を磨くと同時に、自分の価値を高めることも怠らずにいたい。
5. PDCAをスピード感を持って回す:
上記3.と4.に関わることだけれど、自分の場合学習効率を上げるにはこれがいいんじゃないかと思った。2011年はPlanとDoに重点が置かれすぎていて、Checkがほとんどなされていなかったように思う。Checkのフェーズを日記などを活用してしっかり行うとともに、そこから次のPlanに繋げられるようなActionをつくっていくことを2012年は意識したい。
6. 選択と集中:
ムダなことはしないようにしたい。Jobsの「点と点をつなぐ話」を考えると「何がムダか」を考え事自体ムダな(役に立たない)ことのような気がしないでもないけれど、そんな高次元の話じゃなくて、もっと低次元なレベルでムダを無くしたい。
例えば、通勤時に忘れ物を部屋に取りに戻る時間はムダだし、休みの日に2chのまとめサイトで午後をまるまる潰すのもムダだと思う。
#2chのまとめサイト閲覧については「Chrome Nanny」を活用するなどして回避!
7. 柔軟な思考の獲得――幅広い論点出しと仮説出しに意識を置く:
自分は柔軟な方だと思っていたけれど、実はガッチガチだと最近気づいた。人と違う意見を出せることが柔軟な思考が出来ると言うわけではないと思う。自分の場合は、人と違おうと違わなかろうと、自分が最初に出したアイディアに固執するところがあった。それは、論点と仮説を出すところが弱かったからのように思う。「本当に?」を連発して、いろんな可能性を出した上で、取捨選択のスピードを上げられるように意識したい。
・業務について:
自分の会社の業務で得られる能力って、当然「社内スキル」とか「業界スキル」寄りな部分というか「自業界内の常識」に強く寄ってる部分も多分にあるので注意はしなければならないんだけど、それでも普遍的な専門能力が定型化されたかたちでゴロゴロ転がっているようにも思う。そういった「定型化された能力」ってのを、きっちり盗み、身につけていきたい。
◇勉強
8. 読書(年間52冊以上):
これは毎年言っているけど、自分は圧倒的にインプット量が足りない。もちろん自分のアタマで考えて答えを出すことは大事だけれど、先人が考えぬいてまとめてくれてあるものを無視するのはもったいないと思う。さらに、自分のアタマで考えるためにも、土台となる知識は大いに越したことはない。要はそれに囚われなければいい話だと思う。
本来そういう体系だった知識みたいなものは学生時代に多くを獲得しておくものだとは思うけれど、やってこなかったんだからしょうがない。これまでのツケを少しでも払っておかねば。
ということでとりあえずは1週間に1冊以上のペースで「本」を読みたいよね、と。もちろんそれ以外にネットや雑誌などでの情報収集も欠かすつもりは無いが、「完結している」という点でストックの性質を持っている「本」にはやはり触れていたいと思う。
ジャンルについてどういう内訳で行くかは検討中だが、小説は一定量読みたい。
漫画は52冊には含めないけど、こちらもスキマ時間でちょこちょこ読めたらいいなあ、と。
#本とweb上情報について書かれた記事で去年いちばん面白かったのはこれ:
思考途中の記事を叩いてネットの最良の部分を潰してしまう人たち9. 語学――中検3級、TOEIC900以上:
http://ulog.cc/a/fromdusktildawn/7546
2つの側面から。
a. 人生の可能性を増やしたい:
上で「目指すべき姿をもうちょっと具体的に描く」と書いたけれど、やっぱり海外に出たいというのはずっと思っている(それを具体的に描けていないというのが悩み)。そのためにも、「語学力」がまだまだ足りない。海外旅行を問題なくこなせるくらいの英語力はあると思っている。が、海外で生活することさえもできない英語力だ。
また、これだけ日本にいながらにしてWSJとかNYTとかが手軽に読めるような時代になったのに、それを活用しないのは人生に厚みをもたせるという意味において、もったいないと思う。
ここでの「語学力」は、スコアの話ではない。要は通じればいい、わかればいいと思っている。
b. 社内でのキャリアアップ:
短期的だけど、これも大事だと思う。なのでこちらはスコアの話。世の中にはスコアでしか人を評価できない人ってのもいて、彼らを無視するのはデメリットが多い。
10. Programming/Web:
これも人生における可能性を増やしたいというところから。
いろいろ思いはあるけどそれは割愛して具体的なところを書くと、2012年内にiOSアプリを1つ、Webサービスを1つはリリースしてみたい。それを膨らませるかどうかはまだよくわからないけれど、まずはつくってみる必要性を直感的に感じている。
11. 金融・経済の知識をつける:
職業柄、ほかの業種の人よりも金融・経済の知識が必要になるってのもあるけれど、金融・経済に対する感覚を養っておくことは、やがて大きな資産になると思う。いまのうちにやっておかないと行けない気がする。
◇プライベート
12. 家族を安心させる・感謝する気持ちを忘れない:
僕が東京から北海道に帰ってきた理由はいくつかあるけど、その中でも「家族(特に母親)を安心させる」というのはすごく大きい理由だ。せっかく実家まで片道1,500円/2時間で帰れるところにいるのだから(東京からは片道15,000円/4時間くらいかかった)、もっとコミュニケーションを取っていきたい。
あんまり稼ぎのいい方ではないけれど、年内に母親に海外旅行をプレゼントしたいなあ。
13. 友人・恋人:
信頼されるようになりたいよねって話。ここは恥ずかしいので割愛するけど。彼女欲しい。
14. 映画:
人間として厚みを持たせる。どういう人間が「厚みのある」人間なのかってのはわからないけれど、当座は文化的なものに触れることを試してみたい。読書もそうだし、映画を観ようと思っている。学生時代にした1人の映画監督の作品をすべてぶっ通しで観るという経験は、大きな糧になっている。
ただし、DVDで。TSUTAYAの旧作100円レンタルは大きな味方。DISCASは解約しようと思ってる。
目標は年間24本。1か月に邦画1本、洋画1本の2本ずつ以上観るようにしたい。アニメ映画は含めない。
15. 海外に行く:
夏休みくらいで香港・上海に行きたい。どちらも2009年に行ったことがあるが、もうとにかくもう一度行きたい。
◇お金
16. ○○万円貯める:
奨学金の返済とか固定費が大きくてなかなか貯めにくいのだけれど、将来のことを考えると貯金は必要。金が無いせいでできない、ってのはもったいないと思う。ムダな出費(ちょっと気合を入れれば終電で帰れるところをタクシーに乗るとか、米を炊けばいいところを「サトウのごはん」を買ってくるとか)を避けて、コツコツ貯めていきたい。
◇健康
17. 病気にかからない:
風邪を引かない、虫歯にならない、の2つに主に気をつけたい。
風邪は、学生時代と比べると本当に引かなくなった。が、まだたまに引いてしまうので、細かな体調管理を心がけたい。風邪を引いて寝ている時間は本当にムダ。そして、体力をつけることでいくらかはカバーできると思うので、お金と相談しながら体力をつける方策も考えたい。
虫歯は、高校時代の終わりくらいから徐々に悪くなっていったのだけど、いま本当にボロボロで困っている(今日も2本抜いてきたし、この1か月だけで歯医者の出費が1万円に届こうとしている)。何一ついいことがない。口臭も気になるし(客商売だし、女性の多い職場だし)。なにより老後も健康な食生活を送りたいので、いまの虫歯はとっとと治して、デンタルケアに気をつけた生活を送りたい。
抜歯したせいでさっそく熱っぽいんですがね。
18. BMI22:
いま180cm・80kgくらいで、BMIは25を切っているので一応は安全圏にいるが、BMIの理想値と言われる22を目指したいところ。筋肉と脂肪は重さが違うので体重だけを考えるのはよくないとは思うが、それでもひとつの目安として。
健全な知力は健全な集中力から生まれ、健全な集中力は健全な体力から生まれるのだと思う。
19. 剣道をサボらない:
毎週土曜日に会社の剣道部の稽古があるのだけれど、用事があっていけない時以外は必ず参加するようにしたい。週1の稽古ってあんまり意味が無いようにも思えるけど、続けることには少なからず意味があるし(この半年でだいぶ中学時代の感覚を取り戻してきた)、やっぱり運動は気持ちの切り替えに有効だと感じたので。
◇心
20. モチベーションを保ち続ける:
モチベーションを切らさない、これは本当に大事。一度切れたモチベーションをまた上げていくってのは結構体力がいる。首の皮一枚でもいいので、つなげていく必要がある。
どうやったらモチベーションをつないでいけるのかってのはよくわからないけれど、ごまかしごまかし気分を変えつつやっていくしかないのではないかと思う。それには読書も映画鑑賞も人付き合いも有効だと思う。
21. 心の健康を保つ:
モチベーション維持にも関連するけど、これ気を付けてないと意外とハマる気がする。ただでさえうちの業界は「心を病む人が多い」と言われる。自分の心が強くないことはよく知っているので、病気になる前に手を打つのだけは忘れないようにしたい。
以上、三が日中に書いたメモを読み返しながら、今年の目標を少し詳しく書いてみた。
最後のほうは文章としてはグダグダ感があるのは否めないけれど。。
まずはこれをブラさずにやって行こうと思う。ただ、ブレないことが正しい訳でもない。日常的に見直しつつ、よりよいものにしていければ、きっと2012年は良い年になる。
0 件のコメント:
コメントを投稿